活動日誌−服部こうき

【18.07.17】何でも“美談”にするマスコミ 危険なことだ 昨日の高校野球での尾鷲高校の選手

一人では守備位置まで行けない状態だ。それを審判も尾鷲高校の指導者(教員)も止めるどころか手助けをしているのだ

昨日、昼時にたまたまつけたのが、高校野球三重大会の尾鷲対相可戦。
それは異様な光景だった。

8回の尾鷲の攻撃が終わり、尾鷲のナインが守備につこうとしていた時だ。
キャッチャーの選手が両脇を抱えられて守備位置へ向かっている。
一人では守備位置まで行けない状態だ。
それを審判も尾鷲高校の指導者(教員)も止めるどころか手助けをしているのだ。

案の定、キャッチャーの選手は守備位置まで運ばれては来たが、そこに座り込んでしまい結局、また抱えられてベンチへ戻った。
明らかに試合に出られる状態ではない。

あの場面をたまたま目にしたものとしてあの異常な光景が美談にされると、選手に熱中症になっても最後まで頑張るのが素晴らしいという誤ったメッセージを送ることになる

その後も驚く事態が進行した。
何とその選手を治療、手当をするため試合を中断した。

確かに10人しかいないチームでこの選手が出られなくなれば、尾鷲高校は棄権となる。
それでもやはり選手の体を最優先にするべきだ。
いくら選手が出たいと言っても「だめだ」と言うのも大事な指導だ。

今朝の中日新聞と朝日新聞の記事を読んだが、「最後まで頑張ってえらい」という書き方だ。
あの場面をたまたま目にしたものとしてあの異常な光景が美談にされると、選手に熱中症になっても最後まで頑張るのが素晴らしいという誤ったメッセージを送ることになる。

高校野球ファンだからこそこれだけは言いたかった。

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