活動日誌−服部こうき

【18.07.05】リニア亀山駅設置の影響把握調査結果 根拠も示さず「影響・効果が大きい」との結論

しかし、1時間に一本しかないリニア新幹線亀山駅で降りて在来線の駅までバスなどの車で移動し、1時間に1本しかない在来線に乗ってどこへ行くというのか

6月議会の総務委員会で「リニア中央新幹線中間駅設置・開業による影響把握調査」(概要版)なるものが示された。

結論から言えば、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の夢物語でこの程度のものに予算をかけたのかと言いたくなる。
例えば亀山駅設置による影響・効果として「人口拡大の可能性」をあげている。
内容は「リニア駅設置で乗り換え利用が増える」→「リニア及び在来線の利用者が増加」→「交流人口の増加」や「通勤・通学エリアの拡大」→「居住人口の増加」となっている。

しかし、1時間に一本しかないリニア新幹線亀山駅で降りて在来線の駅までバスなどの車で移動し、1時間に1本しかない在来線に乗ってどこへ行くというのか。
これは以前から質問をしているが明確な答弁はない問題だ。

また通勤・通学のエリアが拡大して居住人口が増加するというが、1時間に一本しかないリニア新幹線の高い定期代を払ってまで通勤・通学する人がどれほどいるのか答えて欲しいものだ

例えば伊勢志摩方面へ行くのなら、名古屋で降りて近鉄特急が一番便利で早い。
リニアで名古屋ー亀山間が短縮できてもそこからバスなどに乗って在来線の駅へ行き、1時間に一本しかない単線に乗って伊勢志摩まで行くことは考えられない。
名古屋方面は戻ることになるのでこれもあり得ない。
もう一つ関西方面だが、これは奈良や大阪までリニアが計画されているので亀山での乗り換えはあり得ない。

また通勤・通学のエリアが拡大して居住人口が増加するというが、1時間に一本しかないリニア新幹線の高い定期代を払ってまで通勤・通学する人がどれほどいるのか答えて欲しいものだ。
参考:現在の新幹線の定期代 東京−豊橋間 通勤(1ヶ月)201,340円、通学(1ヶ月)133,240円

こういう風に具体的に考えれば、この概要版の「影響・効果」が何の根拠もなく夢物語を描いているだけであることがわかる。
リニアの駅ができてもいかに効果がないかを示した結果となったのではないか。
大事な市の予算を使って。

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