活動日誌−服部こうき

【18.07.02】図書館の基本計画も新庁舎の基本構想策定支援も低入札価格で東畑建築事務所が落札

驚いたのは設問の内容ではなく、このアンケートの委託業者が東畑建築事務所だったことだ

7月に入った。
早いもので今年も半分が過ぎたことになる。

金曜日に市民の方から市役所新庁舎建設のアンケートが来ていると見せてもらった。
内容は市役所へ来る頻度、交通手段、用件、滞在時間、現庁舎の問題点や新庁舎に必要なこと、重視すべきこと、建設場所を考える上で重要なことを問うもの。

驚いたのは設問の内容ではなく、このアンケートの委託業者が東畑建築事務所だったことだ。
東畑はこれまで駅前に移転する計画の図書館の基本計画の策定を123万円で落札し、駅前の(再開発組合)準備会が発注した基本計画、基本設計をプロポーザル方式で一者のみの参加で約9,400万円で落札している。
そして今回の基本構想の策定支援(市民アンケートも含む)だ。

予定価格(事後公表)は、509万1千円で、東畑は123万円(予定価格の24.16%)という低入札価格で落札

図書館の基本計画策定では、5者を指名し、4者が入札した。
予定価格(事後公表)は、509万1千円で、東畑は123万円(予定価格の24.16%)という低入札価格で落札した。
予定価格の24%で落札などということは通常ではあり得ない。
入札した他者が、400万円台、500万円台で応札しているのを見てもその異常さがわかる。

つまり図書館の基本計画策定を落札することで、次の行われる駅前の基本計画、基本設計の入札を有利に運ぶという狙いで赤字覚悟でやったと考えられる。
結果は見事にその通りとなった。

そして今回の庁舎建設基本構想策定支援(市民アンケートもその一つ)だ。

こうも続けて東畑が落札しているのは何とも不思議だ

この時の入札結果調書が市のHPに載っているので見たが、指名が5者、辞退が2者、3者が入札し100万円で東畑が落札した。

この予定価格は157万円だから、東畑は予定価格の63.69%で落札している。
他の2者は134万円と148万円だ。
ここでも価格破壊ともいえる低入札価格だ。
多分、今後予定される新庁舎建設の設計業務の委託を有利に進める狙いがあるのだろう。

しかし、こうも続けて東畑が落札しているのは何とも不思議だ。

もう一つ、こうした事態を作り出した亀山市の入札制度のおかしさだ。

最低制限価格を設定していない珍しい市が亀山市であり、今回のような低入札価格がまかり通る原因となっている

通常、入札は安い方がいいのだが、「安かろう悪かろう」では困るので、入札時に最低制限価格を設けている。
これはこの額以下の入札では落札できないという額だ。
こうした額を設定することで品質を保つ役割を果たす。

ところがこうした最低制限価格を設定していない珍しい市が亀山市であり、今回のような低入札価格がまかり通る原因となっている。

業者がどんな狙いがあっても構わないが、それをまんまと許してしまう亀山市の入札制度は問題だ。
これまで何度も指摘してきたが、最低制限価格をきちんと設けるべきだ。
これが今回の入札からの教訓だ。

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