活動日誌−服部こうき

【18.06.27】都市マスタープランの中間報告 我田引水的な市民アンケートの分析

「亀山駅周辺整備事業に対して期待するもの」についての市民の圧倒的な意見は「鉄道の利便性向上」(47.2%)

今回の都市マスタープランの作成にあたって市民アンケートが行われ、その分析結果も反映されている。
しかし、亀山駅周辺整備事業についてはあまりにも我田引水的だ。
「都市価値と魅力の向上」という設問では、「JR亀山駅周辺の再生により、市の玄関口にふさわしい拠点づくり」が30%で一位になっている。
しかし、この設問には「旧国道1号線沿い」や「関宿」、「既存商店街」などは選択肢としてあげられているが、例えば「国道306号線沿い」という選択肢があればどういう結果になっただろうか。

もう一つの設問である「亀山駅周辺整備事業に対して期待するもの」についての市民の圧倒的な意見は「鉄道の利便性向上」(47.2%)であるということだ。

「公共施設(図書館等)の充実」はわずか4.2%に過ぎない。

つまり、鉄道の利便性の向上がこの事業への期待であり、「公共施設(図書館等)の充実」はわずか4.2%に過ぎない。
また、計画にある駅前広場の整備については「ロータリーの利便性の向上」(6.9%)、道路の拡幅についても「道路の安全性の向上」(6.2%)と非常に低い数字になっている。

現在の計画の中心は図書館を移転させ、にぎわいをつくることにある。
しかし市民は、亀山駅周辺整備事業に対して鉄道の利便性の向上は求めているが、図書館の移転はほとんど求めていない。

都市マスタープランでは、、「JR亀山駅周辺の再生により、市の玄関口にふさわしい拠点づくり」が30%あることを理由に「都市づくりの目標」として「都市の規模に見合った、暮らしやすく、魅力あふれる都市を形成するため、JR亀山駅周辺等の都市拠点において都市拠点機能の強化を図る」をあげている。
これが市民の求めるものだろうか。
市民アンケートに寄せられた意見を我田引水的に使うのはやめるべきだ。

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