活動日誌−服部こうき

【18.06.27】都市計画審議会で都市マスタープランを審議 「歯止めがかかっていない」のはなぜかを明らかにすることが必要

審議の中でまず、聞いたのが「現行都市マスタープランの総括からの課題」の中で、「拠点の衰退に歯止めがかかっていない」とか「市街地の拡散の歯止めがかかっていない」と書いてあるが、その原因は何だと認識しているのかという点だ

昨日は都市計画審議会。
前回に続いて今回も傍聴者がいて関心の高さを感じた。

市の担当者から都市マスタープラン改定内容の中間報告を受けて審議した。
まず村山会長から検討組織についての中で、市民協議会から市職員でつくる改定委員会やワーキンググループへの意見の反映が図の中に示されていないので改めるようにと指摘があった(市民協議会で指摘されていたこと)。
これは私も産業建設委員会で指摘し、市も了解した事項なのにそのままにされていた。
会長が指摘しなければ私が言うつもりだった。

審議の中でまず、聞いたのが「現行都市マスタープランの総括からの課題」の中で、「拠点の衰退に歯止めがかかっていない」とか「市街地の拡散の歯止めがかかっていない」と書いてあるが、その原因は何だと認識しているのかという点だ。
これに対する市の答弁は、会長も指摘したように答えになっていなかった。
会長からはこの点は大事で、このことがきちんと総括されないとまた同じことを繰り返すことになるのでしっかりとした総括をする必要があるとの的確な指摘がされた。

この記述は「歴史資産の継承」と「鉄道駅を中心とした既成市街地への都市機能の誘導」が両立するように書かれているが、相反するもので両立はしないと指摘

私は結局、歯止めをかけずにむしろ「衰退」や「拡散」を進める施策を市が進めてきたことが問題であると指摘した。

次に聞いたのが、「都市づくりの目標4」として「将来のリニア中央新幹線市内駅の整備を見据え、広域的な交通拠点性の強化を意識した都市形成」と書かれていた点だ。
リニアはその構造上(線路がないので在来線には乗り入れができない、できるだけ直線でないといけないなど)JR亀山駅には乗り入れせず、どこになるかはわからないがいずれにしても市が重点を置く鉄道の駅を中心とした中心市街地には駅が設置されることはないだろうから重点施策に反して郊外に「拡散」することになると指摘した。

もう一つは、南崎への認定子ども園の計画に係わる問題だ。
「都市づくりの基本理念」として「東海道を軸とした歴史資源、さらにはそれらが暮らしの中に溶け込んだ都市の姿を継承する中で、鉄道駅を中心とした既成市街地への都市機能及び住居の誘導等」と書かれているが、都市機能の誘導策の一つである認定こども園を南崎に持ってくれば、計画地の前だけではなく城西地域全体で道路の拡幅が必要になる。
しかし、この地域の城下町としての風情を残すのであれば、認定こども園の計画は進めるべきではない。
この記述は「歴史資産の継承」と「鉄道駅を中心とした既成市街地への都市機能の誘導」が両立するように書かれているが、相反するもので両立はしないと指摘した。

会長が最後に「今日は大変重要な問題提起もされ今後の課題もいくつか明らかになった。予定は随分、きついがそれにとらわれずいい議論をしていきたい」という趣旨の発言をされ閉会した

市の答弁が部長や参事がいるのに担当職員がしていたため、質問に対してかみ合ったものにならず議論が深まらなかった。
質問によっては部長級が答弁するという配慮が必要だったのではないかと感じた。

リニアの発言に触れて亀山駅誘致を推進している方から「服部さんに聞きたいが、JR亀山駅には来ないというのはどこからの情報か?私は亀山駅に乗り入れて欲しいと思っている」という予想外の質問が飛び出したので会長の許可を得て「リニアの構造上、そうなると言ったのでどこからの情報でもない」と答えた。
私が驚いたのは、駅誘致を推進している人がこんな質問をするとはということだ。

会長が最後に「今日は大変重要な問題提起もされ今後の課題もいくつか明らかになった。予定は随分、きついがそれにとらわれずいい議論をしていきたい」という趣旨の発言をされ閉会した。

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