活動日誌−服部こうき

【18.04.27】都市マスタープランの検証結果 何ら実効性のある施策をやっていないのに「歯止めがかかっていない」というのはおかしい 歯止めをかけてこなかったのだから

拠点の衰退に歯止めがかかっていない、市街地の拡散の歯止めがかかっていない

昨日は産業建設委員会があり、調査研究のテーマである「都市計画」について協議。
以前の委員会で委員から指摘のあった「今のマスタープランの検証結果が示されていない」という意見を受けて市が検証結果を報告した。

「現行の都市マスタープランの目標に対する総括からの課題」には、次のような指摘がある。
「拠点機能強化及びまとまりのある居住地形成について」では、

ゝ鯏世凌蠡爐忙止めがかかっていない
・亀山駅周辺再生の遅れ
・関宿観光客の減少(10年前10万人→平成28年3.5万人)
・東町商店街の空き店舗
∋坡甲呂粒隼兇了止めがかかっていない
・用途地域外の開発比率(件数39.2%、供給区画数37.3%)(注)これは井田川や川崎などの白地地域(用途指定がない)でのミニ団地開発のことを指す−服部記
・既存住宅地の衰退(井田川地区住宅団地がDIDから除外)

「歯止めがかかっていない」とは、歯止めをかけたものがいうことであって何も実効性のある施策をやらなかった亀山市が言う言葉ではない

また「都市機能拠点と居住地のつながりの強化について」では、

‖緝重交通手段が自動車利用に集中するため、主要区間で交通渋滞が発生
公共交通(鉄道、バス)分担率が非常に低い

以上のことの多くはこれまで議会で様々に指摘してきたことだ。

問題は「歯止めがかかっていない」とか「用途地域外の開発比率」とかは何ら実効性のある施策を打つことなく、成り行きに任せて来たのだから、歯止めなどかかるはずがない。
「歯止めがかかっていない」とは、歯止めをかけたものがいうことであって何も実効性のある施策をやらなかった亀山市が言う言葉ではない。

市の施策は、高速道路や幹線道路に整備に施策の重点があったのだから、車社会がより促進されるはずで公共交通の衰退や主要道路の交通渋滞はその結果として起きている。

こうした設問は複数回答できるように明記すべきであるのに、それがしていなかったため多くの回答者は「一つだけに〇をする」という判断をしたようだ

もう一つ、興味深いデータがあった。
それは「都市マスタープラン改定」のための市民アンケート結果だ。
詳しくは書けないが、例えば「JR亀山駅周辺整備事業に対して期待するもの」という問いがある。
「鉄道の利便性向上」が47.2%と高い比率で、次が「商業施設の充実」で19.3%、「駐車場・駐輪場の充実」が14.3%と続き、「ロータリーの利便性向上」と「道路の安全性向上」はともに6%台、最も低かったのが「公共施設(図書館等)の充実」で4.2%だった。

このアンケートは詳しく聞くと問題があることがわかった。
こうした設問は複数回答できるように明記すべきであるのに、それがしていなかったため多くの回答者は「一つだけに〇をする」という判断をしたようだ。
そうなれば、何よりも「利便性の向上」が半数近く占めることになる。
ここにアンケートの設問のまずさがあり、担当課もそれを認めている。

私のように統計に関わった経験のあるものからすれば「基本中の基本」のことだ。

折角アンケートをしながら、その結果が使えないようではお金の無駄遣いと同じだ

このアンケート調査のために平成29年度当初予算では、「都市マスタープラン策定事業」として「業務委託料」470万円があがっている。

担当課の職員からコンサルという言葉が出たのでこのアンケートの作成にコンサルがタッチしていたようだが、こんな初歩的なミスを見逃すコンサルでは高いお金を払う意味がない。

もし、設問で「自分の意見に合うものをいくつでも〇をしてください」とすれば、結果は随分変わっていたはずだ。
例えば、利便性の向上はもちろんだがロータリーの利便性向上も同じぐらい必要だと思っても一つに絞らなければならない。
折角アンケートをしながら、その結果が使えないようではお金の無駄遣いと同じだ。

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