活動日誌−服部こうき

【18.03.14】課題や問題点を抱えたまま都市計画決定をしてしまった

審議会の委員となっている議員は3名だが、傍聴したのが7名だから過半数の議員が見守ったことになる

昨日は亀山駅前での第一種再開発事業や道路など都市計画決定についての都市計画審議会が開かれた。
驚いたのは、傍聴者が多くそれがすべて議員だったことだ。
審議会の委員となっている議員は3名だが、傍聴したのが7名だから過半数の議員が見守ったことになる。
それだけ関心の高い問題だということだ。

一時間ほど諮問された議案について市からの説明を受け、一時間ほど審議をした後、会長が審議会条例に基づき採決を行い、賛成多数(私と伊藤彦太郎議員は反対)で可決し、市へ答申することになった。

私は議会でも述べてきたように、この時期に都市計画決定を行うことに疑問を呈した。

駅前商店街の拡幅される道路については、都市計画決定をしても拡幅するためには権利者の合意がなければならず、現時点では都市計画決定をしても事業は一歩も進まない

まず、市も述べているようにこの第一種再開発事業が成り立つのかどうかは、夏頃までに作られる基本計画と基本設計で明らかになるのであり、現時点では事業の成否が不明だということだ。

二つ目は、市の説明の中で決定には含まれないが、2ブロックに予定されている施設建築物が昨年3月に出された計画案であり、年末にプロポーザルで決まった「全く性格の異なる計画」(市の答弁)ではない。
しかし、実際にはこの提案をベースに基本計画と基本設計作りが進められるのに、その計画などが全く具体的には示されない時点での都市計画決定となることだ。

そして最後に、駅前商店街の拡幅される道路については、都市計画決定をしても拡幅するためには権利者の合意がなければならず、現時点では都市計画決定をしても事業は一歩も進まない。
そんな状況が明らかなのに、今日、都市計画決定をするのはおかしいと述べた。

限られた時間内ではあったが、私と伊藤議員は言うべきことを言った。
市は答弁で、これから都市計画の変更もあると言ったが、現時点で変更の必要があることが明らかな計画を決定すべきではない。

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