活動日誌−亀山市議団
【18.01.15】自衛隊員 6人に1人不眠 南スーダンPKO 戦闘下で激増
隊員の6人に1人が精神的不安に襲われ、宿営地の医務室で受診していたことが13日、自衛隊の内部資料と関係者への取材で分かりました
今朝の日刊紙赤旗が報じています(紹介するのは記事の一部です)。
『南スーダンPKO(国連平和維持活動)で2016年5〜12月に派遣された陸上自衛隊の部隊で、隊員の6人に1人が精神的不安に襲われ、宿営地の医務室で受診していたことが13日、自衛隊の内部資料と関係者への取材で分かりました。
当時は国連が「ジュバ・クライシス(首都の危機)」とよぶほどの激しい戦闘状況でした。
自衛隊の宿営地に複数の砲弾が落下するなどしており、危機的な状況における隊員の精神状態がデータで明らかになりました。
企業や行政機関で構成員の6人に1人、16%もの人間が精神科を受診していたら異常
“異常な状況” 戦闘などの惨事ストレス対処に詳しい元自衛隊衛生科幹部の話
派遣隊員の精神的な不安の訴えは明らかに激化した現地の戦闘状況と関連性はあるとみるべきです。
企業や行政機関で構成員の6人に1人、16%もの人間が精神科を受診していたら異常です。
不眠は極度の緊張、継続的な不安を身近に感じた中で起き、隊員は“殺し、殺される”恐怖を味わったと言えます。
受診しなくても潜在的な不眠などの異常は3倍近くの隊員で起きていた可能性があります。
最後の派遣部隊の第11次隊員の帰国者にすでに自殺が確認されています。
今後、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などによる自殺などの“ジュバ関連死”が懸念されます。』