活動日誌−服部こうき

【18.01.12】青森駅前再開発の複合施設「アウガ」の破綻 不正が発覚し議会に百条委員会の設置

青森市が多額の融資をつぎ込み経営支援をしてきたのに、なぜ破綻したのかを検証し、市民に説明する必要がある 党議員団の提案

青森駅前再開発事業としてまた、コンパクトシティとして全国的に注目を集めた駅前の複合施設「アウガ」(第3セクターが経営)が経営破綻(2017年3月)し、破綻原因の徹底検証のために、市議会に百条委員会が設置されている。

以下は昨日の日刊紙赤旗の記事だ。
『「青森市が多額の融資をつぎ込み経営支援をしてきたのに、なぜ破綻したのかを検証し、市民に説明する必要がある」
去年の6月議会最終日、日本共産党の山脇議員は、強力な調査権限を与えられる百条委員会の設置を提案し、賛成多数で可決されました。
この決議に小野寺市長は、審議をやり直す再議権を行使し、否決される事態に。
否決直後、市民団体が請願を提出し、議会が可決。
そして日本共産党やいくつかの会派が共同し、百条委員会の設置を求める決議案を再提出し、可決されました。

現在では、再開発ビルの1階から9階まで市の施設で埋めようとしている

7月から始まった百条委員会では、関係者の証人喚問を行い、尋問で々事見積もりの価格調整、違法な事前着工、ソフト事業入札に関わる見積書偽造など国・市の補助金を活用した「アウガ食街道めぐり」事業に関わる不正が明らかになりました。』(以下省略)

記事は概ね以上のような内容ですが、アウガについて少し解説します。
『「青森駅前第二地区第一種市街地再開発事業」によって総事業費184.6億円をかけて建設され、2001年(平成13年)1月開業。
正面はニワトリをイメージしている。
連結した再開発ビル(地下1階、地上9階)と駐車場棟(地上8階)が主要な建築物である。
再開発ビルの地下1階は、従前に当地にあった「駅前市場(市場団地)」の各店舗等が入居した「新鮮市場」になっており、1階から4階までが商業施設(閉鎖中)、5階から6階が「青森市男女共同参画プラザ・カダール」、6階から9階が「青森市民図書館」(9階は書庫)となっている。

亀山駅前で進む再開発事業も多額の税金を使い、民間が事業主体となる同じ形態であり、再開発事業の是非と様々な形での監視、チェックが必要なことを教えてくれている

空洞化した中心市街地に賑わいをもたらす「コンパクトシティ」構想の施設の1つであり、2007年には路面電車を活用している富山市とともに全国で初めて改正中心市街地活性化法の認定を受けるなど、コンパクトシティの象徴として位置づけられ、全国から自治体や商店街関係者の視察が相次いだ。
その後、一時は駅前への来客数を増加させ、再開発の成功例とみられたものの(「新町商店街」)、2015年度決算において大幅な債務超過となり事実上の経営破たん状態に陥ったことが判明、経営の問題が深刻化しており(後述)、責任を取って当時の鹿内博市長が辞任する事態に発展した。』(ネット情報より)

多額の国・市のお金を使い公共的事業でありながら、事業主体が民間であることから議会などのチェックが働かず、不正を生む温床になったのではないかと思う。
この構図は、リニア事業のスーパーゼネコンによる談合にも通じるものがある。

亀山駅前で進む再開発事業も多額の税金を使い、民間が事業主体となる同じ形態であり、再開発事業の是非と様々な形での監視、チェックが必要なことを教えてくれている。

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