活動日誌−服部こうき

【17.12.19】水道料金の値上げ 見直しされなかった二つの問題点

櫻井市長は、50ミリ以上の使用者はわずか0.4%だからという言い訳をしたが、それは件数の話であって口径別の給水収益で見れば、50ミリ以上の給水収益は全体の約20%、1億5,600万円を占めている

水道料金の値上げが22日の本会議で討論、採決される。
本会議や産業建設委員会で指摘した亀山市の料金体系の見直しすべき問題点の二つを、料金検討委員会の資料で説明したい。

一つは口径50ミリ以上の「格安」さだ。
上のグラフは近隣市との口径別の基本料金の比較で、いなべ市(考えられない異常な料金体系)を除いて一番低い位置にあるのが亀山市。
口径が大きくなるほど他市との開きが大きくなっている。
櫻井市長は、50ミリ以上の使用者はわずか0.4%だからという言い訳をしたが、それは件数の話であって口径別の給水収益で見れば、50ミリ以上の給水収益は全体の約20%、1億5,600万円(消費税込み)を占めている。
わずか0.4%の使用者が給水収益全体の20%を占めている。
これを他市並みに近づけ「格安」を是正すれば、かなりの給水収益の増加が見込める。
単純に格差是正で10%引き上げても1,560万円の増になる。

51㎥以上を合計すれば、給水収益は3億1,867万円ほどにもなる

もう一つの問題が基本料金に加算される超過料金の逓増制(使う量が増えれば増えるほどより料金が高くなる−税の累進課税と同じ−)の緩やかさだ。

上のグラフは使用量別の料金比較(逓増制の比較)だが、亀山市は使用量が増えても他市ほど急激な線にならず緩やかなことがわかる(口径13ミリとなっているが、超過料金は口径に関係なく単価は同じ)。

これも他市並みの線に近づければ、大きな給水収益の増加になる。
検討委員会の資料に51㎥〜100㎥、101㎥〜200㎥、201㎥以上に区分して超過料金の合計額が示してある。
この51㎥以上を合計すれば、給水収益は3億4,416万円ほどにもなる(消費税込み)。
これも単純に格差是正で超過料金の単価を10%引き上げても3,440万円ほどの増になる。

私たち議員団の主張は、大口径や大口使用者から特別多く取れと言っているのではなく、他市との比較で家庭用並みのレベルまでは是正すべきだということだ

他市より安く、「格安」だけは解消するという是正には今より10%以上の引き上げが必要になると思うが、たとえ10%の引き上げによる格差是正でも年間5,000万円ほどの給水収益の増加が見込める。

これだけ給水収益が増えれば、値上げ率も大きく変わってきて場合のよっては当分、値上げが必要なくなることもあり得る。

私たち議員団の主張は、大口径や大口使用者から特別多く取れと言っているのではなく、他市との比較で家庭用並みのレベルまでは是正すべきだということだ。
こうした是正をしても亀山市の安い水道料金は維持できる。
こうした是正もせずに、ただ一律に18%をあげる料金改定には反対だ。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
RSSフィード(更新情報)