活動日誌−服部こうき

【17.10.27】亀山高校の生徒が加太まで歩いて帰った JR関西線が台風で運転見合わせ バスによる代行輸送もなかった

現場は写真の通りで、加太−柘植間で線路脇に亀裂が入り、写真下のように、法面が崩壊が起きている

台風21号が去った。
亀山市内のあちこちに被害をもたらした。
その中でも影響が大きいのがJR関西線の亀山−加茂間(上下線)の当分の間の運転見合わせだ。
現場は上の写真の通りで、加太−柘植間で線路脇に亀裂が入り、写真下のように、法面が崩壊が起きている(復旧まで数ヶ月かかるとのこと)。

台風の通過が22日から23日にかけてで、23日には学校が暴風警報のため休校となり、この日はそれほどの声は聴かれなかったが、24日になっても動かないため学校などに通えない子どもを抱える親御さんから議員などに問い合わせがあり、ようやく事態が把握できた。

この「運転見合わせ」は台風の風雨によるもので、台風が去れば正常に戻ると思っていたが、そんな程度ではなく大変な事態になっていた。
昨日からバスによる代行輸送が始まったが、詳しくはJR西日本に問い合わせなければバスが走るのか、何時に走るのかさえわからないという。

私からは市民がどんな問題を抱えているのかを掴み、対策を講じるべきだと指摘し、そのために「相談窓口」を開設するべきだと質した

今日、開かれた全員協議会では、特に関の議員からどうなっていたのかと質す質問が相次ぎ、市長はJRに要請しているというだけ。
議員からは困っている市民がいるのだからJRが動かないなら市がバスを確保するなど積極的に動きべきだという声が出た。

議員の話では亀山高校に通う生徒が、バスがないため加太の家まで歩いて帰ったという話も出された。
また加太から柘植までで崩落が起こっており、亀山−加太間は往復運転ができるではないか、そのような要請はしたのかと質す意見が出た。
この点は私も先日、担当者に電話で話したことで誰もが思いつくことだ。
この点もJR西日本は考えていないとのこと。

私からは市民がどんな問題を抱えているのかを掴み、対策を講じるべきだと指摘し、そのために「相談窓口」を開設するべきだと質した。
たったこれだけのことでも「やる」とか「考える」という返事はなかった。
どんな問題でもそうだが、「それは国がやることです」とか「市が負担するべきではない」という答えが返って来るが、困った市民を目の前にしてそんな責任論を述べてみても何ら解決しない。
市民と向き合っていない市政であることが明らかになった。

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