活動日誌−服部こうき

【17.10.18】タクシー券 来年度も継続 議会や市民の批判が効いた

乗合タクシー制度を来年4月からの実施を10月に延期し、タクシー券は来年度も継続するとした

ここ一週間ほど梅雨のような天候が続いたが、昨日の午後から今日にかけては貴重な晴れ間になるようだ。
さて、昨日は議会の全員協議会。
会派として議長に申し入れをした「乗合タクシー制度とタクシー券の廃止問題の議論を」というのを受けてこの問題を協議事項にあげて市の説明を受けた後、協議した。
市は前回の内容と変更し、1つは乗合タクシー制度を来年4月からの実施を10月に延期し、タクシー券は来年度も継続するとした。

これは、乗合タクシーの制度に問題が多く、4月から実施できないこととそれに合わせてやめる予定だったタクシー券の廃止ができなくなったということだ。
議会全体で批判があり、市民の間でもどこへ行ってもこの問題は批判ばかりが聞かれたのだから市も強行できなかったのだろう。
まさに議会と市民の批判、反対の声が効いたと思う。

市内3つの事業エリアに区分し、1事業エリア1事業者による運行 しかし、現時点で事業を受託できると回答した事業者は1社のみ

乗合タクシー制度については、8月の全員協議会での説明からいくつかの修正があった。
1つは、乗合タクシー「登録証」を「利用カード」に変更。
2つ目は、利用カードへの記載事項を個人情報保護の観点から生年月日と連絡先を削除。
3つ目は、特定目的地(タクシ−を止める場所)の設定に伴う「協賛金」を「負担金」とし、金額は年間5万円としたこと。
理由は、特定目的地とすることで、ホームページへの掲載やガイドブック等で広く周知していくための費用の一部を負担してもらうからだとしている。
4つ目は、市内3つの事業エリアに区分し、1事業エリア1事業者による運行とする。
ただし、現時点で事業を受託できると回答した事業者は1社のみ。
5つ目は、平成30年4月の運行開始を10月に延期。
この年度中はタクシー券を継続する。
31年度以降は、どうなるのかは今後の運行の実績や利用者の反応などを見なければ決められないはずだ。

とりあえず、来年度は議会と市民の批判、反対の声を反映した形でタクシー券の継続がされことになった。

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