活動日誌−服部こうき

【17.08.25】駅前再開発 2ブロックの成否もわからないのになぜ、4Aブッロクの市道認定なのか

現在、第2ブロックの方々につきましては、事業を進めるに当たりまして、移転先や仮住居等、そういったものを課題にされている方が見えますので、そうしたものを解決する候補として計画することが可能になる

今日から9月議会が始まる。
例年この時期は、お盆も過ぎ朝夕は少し涼しくなるのだが、夕べは暑かった。
日中が猛暑だと夜の風も生暖かい。

さて、今日9時から議会運営委員会が開かれ追加議案の提案がある。
その一つが駅前再開発の3ブロックと4ブッロクの間の道路幅を拡げ、既設の道路まで新設するというものだ(現在は民間の駐車場)。
わかりやすく言えば、大橋建設と伊東パーマの間の狭隘道路だ。

この4Aブロックについては、3月議会で次のような松本建設部長の答弁があった。
『今回、1から4ブロック内において、初めての民間の共同住宅が計画されましたので、第2ブロックの計画時期と合わせることで、現在、第2ブロックの方々につきましては、事業を進めるに当たりまして、移転先や仮住居等、そういったものを課題にされている方が見えますので、そうしたものを解決する候補として計画することが可能になるというふうに考えてございます。』

当然基本計画の中できちんと詰めていくということになりますから、現段階ではそれが入る入らんということを聞かれても、正直お答えすることはできません

つまり、2ブロックの再開発事業で一旦、建物をすべて壊すため、新たに住むところができるまで2ブロックの人たちの仮の住まいとして4Aブロックの優良建築物等整備事業があるということだ。

しかしこれには前提がある。
保留床の処分を含めて2ブロックの事業が成り立つことが明らかなことだ。
保留床の処分を含めて2ブロックの事業の成否を再三、特別委員会で質したが松本部長の答弁はこうだ。
『(医療モールはどこが入るのかとの問いに)これから基本計画をつくっていく上で医療モールとしてきちんと入っていただける者が見つかるのか、そういったことも当然基本計画の中できちんと詰めていくということになりますから、現段階ではそれが入る入らんということを聞かれても、正直お答えすることはできません。』

市が言うようにもし基本計画を立てて2ブロックが採算が合わないとなれば、全体の計画が一旦、白紙になる

つまり、保留床の処分を含めて2ブロックが成り立つのか、採算が合うのかは基本計画をつくらないとわからないということだ。

初めの答弁に戻るが、4Aブッロクは2ブッロクの事業が成り立たない限り、着手する事業ではないということだ。
その肝心の2ブロックの成否が来年8月にはできる基本計画で明らかになるというのだから、現時点で4Aブロックの工事を進める根拠がないことになる。

市が言うようにもし基本計画を立てて2ブロックが採算が合わないとなれば、全体の計画が一旦、白紙になる。
9月議会で市道の認定をする根拠は全くない。

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