活動日誌−服部こうき
【17.06.22】ぶれまくる市長答弁 駅前対策特別委員会
先日駅前の人と話をしたことを紹介し、「駅を降りて目の前にあまりにも高い建物があると圧迫感があり、それは困るということであの高さ（４階建て）になった。それが原点なのにそのことを無視されては困る」と
今日は議会に設置した駅周辺整備事業対策特別委員会が開かれ櫻井市長も出席した。
２ブロックの収支がはっきりしないとこの事業の成否の判断ができないという議論の中で、市長が駅前へ移転させようとしている図書館が問題となった。
森議員が図書館が移転した場合、何階の建物になるのか質したのに対して市長は、「（計画より）高くなることも低くなることもある」という趣旨の曖昧な答弁をした。
そこで私が質したのが、教育委員の人達は図書館の本体だけでなく、附帯施設も重視しており、総合教育会議での「階層を増やすことは可能」という答弁を聴き、期待を持っている。
しかし階層を増やせば、市の負担（保留床を多く購入）は増えるし、駅前に高層ビルができる。
そこで、先日駅前の人と話をしたことを紹介し、「駅を降りて目の前にあまりにも高い建物があると圧迫感があり、それは困るということであの高さ（４階建て）になった。それが原点なのにそのことを無視されては困る」と。
結局、市長は駅前の権利者への負担や市の負担を優先すれば図書館が理想のものとはかけ離れたものになるし、理想の図書館を求めれば駅前の収支が難しくなるというジレンマに陥り答弁が二転三転することになる
それを聴いた櫻井市長は、今度は「現在の高さ（階層）を堅持する」という主旨の答弁に変更した。
計画を変えないとなると今度は、教育委員会が３つの階層（約３，０００�屐砲世韻如�求める図書館が造れるのかという問題が生ずる。
総合教育会議では、本体だけでなく附帯施設も入れれば４階どころか７階にもなるという発言があった。
３つの階層だけで教育委員の満足する図書館になるのか、今度は教育委員会が収まらない。
結局、市長は駅前の権利者への負担や市の負担を優先すれば図書館が理想のものとはかけ離れたものになるし、理想の図書館を求めれば駅前の収支が難しくなるというジレンマに陥り答弁が二転三転することになる。
だからこそ、どちらにもいい顔をする場当たり的な答弁ではなく、きちんとした方針を持つべきだ。
