活動日誌−服部こうき

【17.06.15】安倍内閣も櫻井市政も国民、市民無視の横暴 共謀罪の強行成立と駅前ありきの図書館移転

来月には教育委員会で最終決定をするとまで言った

本当に怒りがこみ上げる。
国会では加計学園の疑惑追及をこれ以上受けないよう早く国会を閉じるために法務委員会での採決を飛ばし(都議選の直前で公明党の法務委員長が強行採決する姿を有権者に見せたくないという思惑もあったとさえ報道されている)、「中間報告」なるもので採決に踏み切った。
国民無視の政府と与党の党利党略は絶対に許せない。

亀山市議会では、今議会で焦点となっているのが駅前へどんな公共施設をもっていくのかだ。
6月議会が始まるまでは、「まだ決まっていない」と言っていたのに、市長が現況報告で「移転の方向性を固めた」などと突然、言い出した。
教育委員会は現況報告で「市長と意見交換」としただけで市長と食い違う内容だった。
13日の一般質問では、その食い違いを認めていたが、昨日になって突然、駅前ありきの姿勢に一変した。
その上、来月には教育委員会で最終決定をするとまで言った。

今回の中間案では、場所については「そのほか」という最後の項で「位置など」と書かれているだけの扱いでしかない

年間10万人といわれる利用者のある図書館を移転するということは大きなことだ。
それをこんなにも簡単に、短期間に決めていいはずがない。
議会が「駅前移転」ということを初めて聴いたのが6月2日であるのに、教育委員会はもう7月には決定するという。
この間、市民の声を聴くこともなく、議会での議論も全く不十分だ。

中間報告に盛り込まれた図書館の機能や附帯施設などは、実現しようとすればかなりの広さと予算が必要となるが、この中間報告の最大の問題点は規模と場所をセットで議論していないことだ。
「こういう規模の図書館にしたい」ということとその場合、場所はどこがいいのかとセットで検討しなければならないはずだ。
今回の中間案では、場所については「そのほか」という最後の項で「位置など」と書かれているだけの扱いでしかない。
その内容も移転を念頭に置いた場合、次の視点が必要と五点を挙げ、「駅前は要件に見合っている」と書いているに過ぎない。

構想に近い図書館は駅前の広さでは到底無理だ(6階にも7階にもなる)

ところが実際にこの基本構想を尊重して駅前に移転しようとすれば、総合教育会議での議論にあったように再開発ビルの2階から4階だけでは附帯施設も入らない。
構想に近い図書館は駅前の広さでは到底無理だ(6階にも7階にもなる)。
立体駐車場ももっと大きくしなければならない。

その上、この再開発ビルは再開発組合が建てるものであり、大きな建物にした場合、採算が合うのかどうか、現在の計画でも3階層を市が買う費用として12億円が予定されているが、2倍近い予算を財政が負担できるのか、駅前にこれほど大きな建物をつくることが「亀山らしさ」や「城下町らしさ」となるのかなど検討すべき課題は山積みだ。

逆に駅前の広さに合わせて小さくすれば、構想から大きくかけ離れた図書館にしかならない。
図書館の規模と位置をセットで検討してこなかったつけが露呈するだろう。

ともかく、駅前再開発のスケジュールやにぎわい創出のために、市民の意見を聴くこともなく移転を急ぐのはやめるべきだ。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
RSSフィード(更新情報)