活動日誌−服部こうき

【17.05.24】市内の5つの商業団体が議会に市に提出した意見書とチラシを配付 大型商業施設の進出計画が5ヶ所も

「私たちの訴え」では、まず、「亀山市全体の街づくりや中心市街地活性化にとって今後5年〜10年の方向づけとなる2つの重大な政策を、今年に入ってなぜこんなに急いで決めようとするのか理解できません!」とある

先日、亀山市商業団体連合会など商工会議所内の5つの商業団体が市議会議員宛に、市長に出した2つの意見書を配付した。
これはパブリックコメントなどで市民の意見を求めていたものに対しての意見書だ。
1つは「亀山市立地適正化計画(案)」、もう一つは「亀山市農業振興地域整備計画変更(案)」。

「私たちの訴え」(右の写真)では、まず、「亀山市全体の街づくりや中心市街地活性化にとって今後5年〜10年の方向づけとなる2つの重大な政策を、今年に入ってなぜこんなに急いで決めようとするのか理解できません!」とある。
同感だ。

この2つの問題は、単に商業団体の利害にかかわる問題ではなく、亀山市のまちづくりや市民生活にかかわる重大な問題だと言うことだ。

これによると、以前把握していた3つ(オークワ、バロー、イオン)の大型商業施設以外に、国道306号線沿いにさらに2つ(マルヤス、店舗名は未定が1つ)の計画がある

新しい資料として驚いたのは、「亀山市内における商業施設の位置関係」という地図だ(左の写真)。
これによると、以前把握していた3つ(オークワ、バロー、イオン)の大型商業施設以外に、国道306号線沿いにさらに2つ(マルヤス、店舗名は未定が1つ)の計画がある。

チラシでは『「5店舗増」後は、市内で11店舗となり、1店舗当たりの人口は4,536人となり、四日市、鈴鹿と比較して1店舗当たりの人口が最低です。
これでは出店の各店も経営効率が極めて悪く、「共倒れ」の危険、そして既存中心市街地への影響も計り知れません。』と指摘。

さらに『市計画の目玉と自負される「駅前再開発」にとって致命的な影響を生むと考えます。』とも指摘。

「市域の95%を占める用途未指定(白地−しろじ−)地域に農振地除外の連鎖が起こり、営農や計画的な街づくりに混乱を招くことが心配」と指摘

また、亀山市農業振興地域整備計画変更(案)については、「市域の95%を占める用途未指定(白地−しろじ−)地域に農振地除外の連鎖が起こり、営農や計画的な街づくりに混乱を招くことが心配」と指摘。

さらに意見書では、この開発により亀山駅前だけでなく中心市街地の地元中小商業者が圧迫されること、商業施設の開発を理由に除外すれば、市内の農振地がすべて解除可能となるのは必定であること、今でも交通渋滞が起こっている国道306号線の交通渋滞が常在化すること、この農振地の南側には椋川があり、過去において下の川合・出屋敷地内で大洪水に見舞われた事実もあり、その地域住民の不安に十分な説明もなされていないことなどを指摘している。

資料全部に目を通したが、多くの部分で共感する部分があった。
市はこの提起を真剣に受け止め、対応を考えるべきだ。

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