活動日誌−服部こうき

【16.11.15】やはり「適正化」は値上げのことか? 受益者負担「適正化」で無料とされた火葬施設使用料をいまだに徴収している

人が亡くなった時、火葬する場合に斎場の火葬施設を使うがこの時支払うのが火葬施設使用料だ

臨時議会が終わったと思ったらすぐに12月議会だ。
18日には議会運営委員会が開かれ、議案が配付される(25日に本会議を開き開会)。

以前から問題にしているが、平成26年2月に「受益者負担の適正化に関する基準」が決められ、市民負担を求めるのか求めないのか、求めるとすればどれだけにするのかを4つの区分で決めている。

「市民生活の基盤となるサービス」を基礎的なものとし、「生活や余暇をより快適で潤いのあるものにするサービス」を選択的なものに区分。
さらに、「民間で類似サービスの提供」があるものとないものを区分している。
この4つを組み合わせ基準をつくっている。
この中で受益者負担を原則0%、つまり無料と判断したのが火葬施設使用料だ。

人が亡くなった時、火葬する場合に斎場の火葬施設を使うがこの時支払うのが火葬施設使用料だ。
市内の大人の場合、一体4,000円となっている。

市民が一生に1回しか利用しないものであり、亡くなった時ぐらい「無料ですよ」という気持ちを表して欲しいものだ

このサービスについてこの適正化の基準では、「基礎的」で「民間で類似サービスの提供」がないものであるため、受益者負担は原則0%(市民負担はなし)と決めた。

この基準は妥当なものだと思う。
その上、市民が一生に1回しか利用しないものであり、亡くなった時ぐらい「無料ですよ」という気持ちを表して欲しいものだ。

なぜ、これが基準を決めてから2年以上も放置されているのか理解できない。
この間、この基準によりいくつもの手数料や使用料が値上げされている。
つまり、「適正化」というけれど結局は「値上げ」のための基準でしかないことになる。

市民から取るべきではないと自ら決めたものを取り続けている市の姿勢は大いに問題だ。
平成27年度決算を見てもこの使用料収入はわずか284万円程度だ。
財政が厳しいからできないというような金額ではない。
ただちに無料に踏み切るべきだ。

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