活動日誌−福沢みゆき

【15.07.24】給食検討委員会を傍聴 なぜか出さない『亀山市の2校での給食施設の試算』

検討委員のみなさんは、全国のほとんどの県で高い割合で完全給食が実施されている状況に驚いておられた

亀山市は今年度「学校給食検討委員会」を立ち上げ給食について様々な検討を重ねている。
現在は中学校給食について検討中である。
昨日の委員会を傍聴した。

遅まきながら、根拠法である学校給食法も示され、全国の完全給食の県別実施率も出された。
検討委員のみなさんは、全国のほとんどの県で高い割合で完全給食が実施されている状況に驚いておられた。
しかし、各給食方法についてのメリットやデメリットを整理したものは出なかった。
その資料にとらわれて自由に意見が言えないと困るから…との説明だった。(それが一番大事だと思うが。)

6月定例会の一般質問で求めても出さなかった『亀山市の2校での(自校方式の)給食施設の試算』はここでも出されなかった。

あと県内で計画もなく完全給食未実施なのは、四日市と、名張と、尾鷲市の1校と、亀山市の2校だけ

財政的なことについての資料は「中期財政見通し」(今後5年間の見通しをまとめたもの)が選ばれ、担当室長が説明した。
議会でも聞いたあの『今後このままだと歳入が減り歳出は増え貯金は減り続け財政は大変厳しいです。』という説明である。

『あぁ、新たに給食をするのは難しいんだ…。』という空気が会場中に流れた。

言っておくが亀山市の財政力指数は26年度0.973であり、三重県内29市町で、川越町・四日市市に次ぐ第3位の豊かさである。
財政力指数0.278の熊野市でさえ、今年度と来年度各2校の完全給食の計画がされており、あと県内で計画もなく完全給食未実施なのは、四日市と、名張と、尾鷲市の1校と、亀山市の2校(亀山中と中部中)だけである(亀山市でも関中学校は完全給食を実施)。
しかしそういう補足説明はなかった。

先進市を選ぶのが当たり前の視察で、わざわざ保温カートもないデリバリーをしている市を視察に行き、市内の給食方法は自校・センター・デリバリーの3種類があるのに、デリバリーのみを試食したうえでの委員会

6月定例会で指摘したが、先進市を選ぶのが当たり前の視察で、わざわざ保温カートもないデリバリーをしている市を視察に行き、市内の給食方法は自校・センター・デリバリーの3種類があるのに、デリバリーのみを試食したうえでの委員会であった。

資料説明の後、順番に感想を述べられていたが、やはり、完全給食を求める声は出しにくい様子で「財政は大変でしょうが…。」とか「とても言いにくいのですが…。」という前置きをしながら発言をしておられた。
最後に、副委員長は「完全給食がいいに決まっているが、シャープがいい時ならまだしも今となっては難しい…」また、「完全給食を求める声は少ないが大きいのだろう。」という意味の発言をされた。

委員会終了後、教育委員会の担当室に話に行った。
発言を萎縮させるような資料の出し方、不十分な資料のままあと1?2回で結論を出すことについて、いろいろ話した。

今度みなさんにレポート出してもらい意見書のたたき台を作っていくので、もしそういうことがあるようなら(不十分だとか萎縮したとか…)説明するとのことだった。

余談だが、先日、議会の行政視察で、教育民生員会が全校自校方式をしている小浜市の中学校の給食を用いた食育について学んだところ、「亀山の子どもたちにどういう給食がよいのか、議会としても出すべきではないか」との考察が委員から出たことは嬉しいことだ。

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