活動日誌−服部こうき

【14.07.30】ゴリラに学べ 安倍首相の発想はニホンザルに近い

ゴリラが人間を超えるのは抑止力です。『負けない構え』です

今朝の日刊紙赤旗の「黙ってはいられない」というコラム欄に京都大学次期総長の山極寿一さんが登場している。
山極さんは、ゴリラ研究の第一人者で国際霊長類学会会長も務め、7月の京都大学総長選考会議で次期総長に選出された人だ。

山極さんは、「ゴリラが人間を超えるのは抑止力です。『負けない構え』です。『負けない』とは相手と対等な位置に立つこと。『勝つ』とは相手を退け、屈服させ、支配すること。勝者はどんどん孤独になる。ゴリラは絶対にやりません。
ニホンザルは勝敗をつける。どんどん勝者をつくり、敗者が退けられ、格差が広がる。アメリカに近い社会です。ゴリラは勝ち負けをつくらない。ゴリラの胸たたきは自己主張であって、暴力的でも戦争好きでもありません。
『勝つ組』『負け組』の社会は人間のつくる社会には似合わない。ゴリラに学びたいところです。」
と書いている。
なるほどと思わずうなずいた。

勝ち負けを決めないと平和が訪れないと思っている政治家がいます。大きな間違いです

そして続けて「勝ち負けを決めないと平和が訪れないと思っている政治家がいます。大きな間違いです。戦争は、人類の進化の歴史のなかで非常に新しい出来事です。武器を使い始めたのは、せいぜい数千年前。人類の歴史は700万年ですから、99、8%は集団の争いや戦争のない社会です。それに早く気付かないといけません。」

最後に「ゴリラに学べば、戦争をしない社会がつくれますよ。」と書いている。

新しく知ったことも多く、勉強になった一文だ。
山極さんの「勝ち負けを決めないと平和が訪れないと思っている政治家」に安倍首相は入るのではないかと思う。
安倍さんには特にゴリラに学んで欲しい。

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