活動日誌−福沢みゆき

【13.10.08】8月からの生活保護基準の引き下げを質問しました

最大の減額世帯は母子家庭で、5150円も減額となった世帯もあったとのことです

9月議会の一般質問では、本年8月に行われた生活保護基準引き下げによる影響について質問しました。
答弁によると、保護基準引き下げによる保護の廃止はなく、8月末現在の142世帯のうち、前月との比較で実際減額になった世帯は81世帯でした。
最大の減額世帯は母子家庭で、5150円も減額となった世帯もあったとのことです。

また、生活保護基準引き下げの影響を受ける制度について聞いたところ、生活保護基準を指標にした制度は市営住宅家賃や就学援助制度など少なく、実際に影響を受け制度から外れた方はみえなかったようです。
しかし、様々な制度は生活保護を受けている間は減免制度があっても、外れたとたん自己負担が覆いかぶさってきます。
そういう方への自主的な減免制度がほとんどないことが答弁よりわかりました。
生活困窮と認められる場合には適切に対応をしていくとの答弁もあったので今後まずは相談をしていくことが大事です。

生活保護受給者が健康で文化的な最低限度の生活が営まれているかどうか実情をしっかり見ていただくよう求めました

生活困窮者が安心して保護の決定を受けられるための環境整備では、保護決定までの間の生活に対する援助について質問しました。
三重県社会福祉協議会の「生活福祉資金緊急小口資金」貸し付けは保証人も不要で、以前より使いやすい制度となっているようなので丁寧な周知案内を求めました。

また、今年のような熱中症で死者が出るような酷暑への対応、また、厳しい冬の寒さに対し、生活保護費ではまかなえないエアコン等への手立てはできないか質問しました。
市は自主的な保護費上乗せをする考えは無いようですが、「亀山市福祉金庫貸付事業」の活用を紹介されました。
これは、保証人も必要で誰もが使えるものではありませんが、利用可能かどうか見極め丁寧な説明がされるべきですし、なにより、生活保護受給者が健康で文化的な最低限度の生活が営まれているかどうか実情をしっかり見ていただくよう求めました。

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