活動日誌−亀山市議団

【13.02.24】TPP交渉でごまかし 日米の共同声明

共同声明で言っているのは、交渉の場で例外を主張することは「認める」という程度

今朝は気温が低く、雪がちらついている。
朝刊では日米首脳会談で安倍首相がTPP交渉参加に踏み出したことが報道されている。
この日米の共同声明で、「一方的に全ての関税を撤廃することをあらかじめ約束することを求められるものではない」と書かれていることで安倍首相は、聖域なき関税撤廃が前提でないことが明確になったと言っているが、これは大変なごまかしだ。
この共同声明で言っているのは、交渉の場で例外を主張することは「認める」という程度でしかなく、交渉の結果がどうなるかは全く保証をしていない(主張はご自由に、でも認めませんよということか?)。
この共同声明では、「全ての物品が交渉の対象とされる」とし、すでにTPP交渉参加国で合意されている「『TPPの輪郭(アウトライン)』において示された包括的で高い水準の協定を達成していくことになることを確認する」としている。
このアウトラインは、関税と非関税障壁の撤廃が原則であることを明記したものだ。
あたかも安倍首相の「聖域なき関税撤廃を前提としない」ことが約束されたかのごとく国民をだます日米の演出にごまかされてはならない。

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